記憶力全米チャンピオンが明かすトレーニングとは

記憶力全米チャンピオンが明かすトレーニングとは

記憶力の大会で優れた成績を残す人たちは、どうやって物事を記憶しているのでしょうか。

彼らのことを羨ましく思うも、自分とは全くの別人種だと言い聞かせて、どこか挑戦を諦めていないでしょうか。

しかし彼らの中のチャンピオンがいうには、記憶力は才能の勝負ではなくトレーニングの勝負

つまり記憶力を向上させるメソッドが確立しているのです!

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方法1:無機質な情報を変換する

全米記憶力選手権で4度の優勝を果たしたネルソン・デリスという選手がいます。

彼はもともと、優れた記憶力を有していたわけではありません。

しかし「覚えにくい抽象的な概念を、具体的かつ奇妙なイメージへと変換する」という手法で訓練を積み、記憶力を飛躍的に向上させたのです。

例えばオセロの盤面を記憶しようと思っても、常人からすれば到底覚えきれるものではないでしょう。

覚える対象が無機質で脈絡もなく、脳へのインプットが難しくなるからです。

しかし彼のようにトレーニングを重ねた人であれば、そういった無機質な情報も、まるで物語の如く脳内にスルスルと入っていくようです。

方法2:モチベーションを保つ

記憶力を向上させるためには、モチベーションの管理も非常に重要です。

彼は、トレーニングについて語る際、解説として次のように述べられています。

「わたしは、すぐれた記憶力には人生を変える可能性があると考えていた。自分の記憶力を強化したらどうなるか、その可能性は無限大に広がっている。」

要は、記憶力の向上は人生を変えるほどの影響力を持っている、このことを早いうちから知っていたというわけですね。

人間誰しも、無意味なことを長々と続けることができません。

一見無意味に思える「ただ記憶する」という作業を、どれだけ有意義なものに変換するのかについては、このモチベーションに起因するといってもいいでしょう。

方法3:メモなしでスピーチを覚える

スピーチを聞くトレーニングでは、脳の吸収力を格段に引き上げてくれるようです。

皆さんも試しに、メモなしでスピーチを聞いてみてください。

おそらく最初の数行程度は覚えていられるかもしれません。

しかし、一度でも詰まったら、もう後にも先にも戻ることができません。

情報の波が押し寄せつつも、大抵の人はそれらを咀嚼できなくなり、右から左へとすり抜けていくでしょう。

もちろん、最初から全てを聞き取れる人はいません。

かつての私たちが、日本語ですらまともに聞き取れなかったように、鍛えていない限りは脳内に言葉を残しておくことはできないのです。

ただ裏を返せば、鍛えることによって、誰しもが習得できるということでもあります。

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