瞬間記憶術とカメラアイの違い

石井式・瞬間記憶術のように、瞬間的な記憶術といえば、映像記憶や写真記憶のようないわゆる「カメラアイ」を思い浮かべる人もいるかと思います。
「カメラアイ」について簡単に紹介すると、まるでカメラのように、見たものをそっくりそのまま脳にプリントできる能力のことです。
しかし実際のところ、瞬間記憶術とカメラアイには大きな違いがあり、メリット・デメリットも異なります。
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カメラアイについて
カメラアイは、後天的に鍛えて習得できる特技ではありません。
生まれ持った才能の1つであり、その精度も速さも瞬間記憶術よりも優れています。
一度に記憶できる容量も大きく、たとえば「一度見ただけの景色を緻密にスケッチ」「教科書を丸暗記」といった、普通の人には到底真似できないレベルの記憶が可能です。
つまり仕事も試験も思いのまま、生涯通して、暗記・記憶で苦労しないということになります。
これだけ聞くとメリットしかないようにも思えますが、常人には耐え難いデメリットも潜んでおり、それが嫌な過去や映像も忘れられないということ。
トラウマやフラッシュバックを抱えやすく、睡眠の妨げにもなるため、カメラアイを持つ人の多くが、その特技を手放すことを望んでいるようです。
瞬間記憶術について
瞬間記憶術は前ページでも紹介した通り、継続的なトレーニングによって、後天的にでも習得することができます。
例えば将棋棋士の人は、一度見た盤面や並べた棋譜を忘れない、といった記憶力を持ちますが、それは長年の訓練の賜物といえるでしょう。
メリットとしては、記憶したい項目を選べることであり、カメラアイのように日常が記憶で押しつぶされることもありません。
一方デメリットとしては、やはり継続的なトレーニングが必要な点、また習得した後も定期的にトレーニングを必要とする点です。
ただ投じた時間に対するリターンが大きく、何事においても効率が格段に上昇するため、全てのビジネスマンが習得すべき必須スキルともいえるのではないでしょうか。
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